第15回歴史研究同好会 例会 2024.2.17

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中東から中国へ~文化芸術の伝播と交易

 第15回は、新たに加入された門田壮会員(1406)に、ご自身の商社マン人生を振り返りながら、「中東から中国へ~文化芸術の伝播と交易」と題して、それぞれの地域で過ごす中で感じたことなど逸話を交えて語って頂きました。中東は宗教が複雑に絡み、例えばイスラム教のシーア派とスンニー派が何故お互いにいがみ合うのかは、私達にはなかなか理解できません。根本は、預言者の血統を重視するか、実力を重視するかに差があると解説され、これってどこにもある価値観の違いではと理解できました。中国滞在時には天安門事件に遭遇され、歴史的な事件を目の当たりにされたようです。
 DF会員の中には、海外駐在中にこうした歴史的な事件に立ち会った方もいらっしゃると思います。歴史研究会は、過去の歴史を研究するだけでなく、体験的な現代史を語り合う場でもありますので、是非皆さまもご興味があれば当会にご参加下さい。

   イラン大使館にて右から2人目がご本人

       上海の毛沢東旧宅にて

以 上(小谷雅博)

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