東アジア放談会 第3回会合

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日時12月1日(月)14:30~17:00
講演「日中友好協会の歴史」
講師中尾誠男会員(679)
場所スタジオ751 + Zoom
参加12名

今回、テーマは早くから決めていたのですが、絶好のタイミングでの放談会となりました。

会は、日中友好協会の参与でもある中尾さんによる講話から始まりました。日中友好協会は中華人民共和国成立(1949年10月)の翌年に結成された、歴史のある団体ですが、この協会自体が文化大革命をめぐる日中関係の政治の大きな荒波に翻弄されてきたことを詳しく知ることができました。
嘗ては襲撃事件も起きており、友好団体でありながら、33年間も中国と交流がなかったという事実は驚きでした。

中国共産党の政治の複雑さを理解することが大切で、発言するには、常に慎重であるべきだということを認識する歴史でした。

協会が東京オリンピック誘致の為にひと役買っていたことや、協会以外の団体も関係悪化を食い止める為に水面下で動いている話、一部の国会議員と中国との関係等メディアやSNSでは知ることのできない情報満載の講話でした。

その後、参加者による、活発な放談が繰り広げられました。以下にいくつかご紹介いたします。

  • このままでは、米国(トランプ政権に限らず)と中国の関係で全てが決まり、日本の主張は通らなくなるのではという危機感がある。
  • 日本は相変わらず弱い国として中国を軽視している。
  • 中国で長年仕事をしてきたが、中国人の考えが理解できず、いい思い出がない。
  • 中国の裏表を知ることが大事。日本は交渉術が下手。米中が仲良くなっている事実に気がついていない。中東の歴史も参考になる。
  • 中国人は現世の話しか興味ないから、習近平政権で安定した生活できればそれで満足。
  • 中国に帰らず、日本で出世したいという“新”中国人も多い。
  • 実質的に権力を持たない習近平が海外に国民の目を向けさせたのが今回の問題の発端。
  • メディアの報道で、日中双方で誤解が生じた。中国の普通の人は日本を敵視していない。マスコミは余計なことをするべきでない。
  • 中国人観光客が増えているが、日本の地方都市は中国人観光客を誘致している。
  • 中国から言われっぱなしの状況に若い人達がうんざりしてきたのではないか。
  • 制度上の相互主義ができていないのが原因。今回の在大阪中国総領事と同じ行動が北京の日本大使館でとれるわけがない。これから、その点について考えるべき。

2時間超の放談会では、話がつきず、その後の居酒屋での懇親会も大いに盛り上がりました。

来年は3月に第4回の放談会を予定しています。

以 上(宮田顕 東アジア放談会) 

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