古代史研究同好会
11月定例会

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去る19日に11月定例会が開催され、寺尾会員による「倭の五王」の講演がありました。氏は、大学で国際関係論を専攻されたとのこと。ヤマト王権が拡大する5世紀が、東アジアの国際情勢が緊張する時代であり、同氏から文献、地図をもとに、当時の国際関係についても、詳しい説明がありました。

倭の五王は、讃、珍、斉、興、武ですが、その比定もさることながら、当時の中国、朝鮮半島の力関係が複雑ななか、それぞれの王が中国(南北朝時代の宋)、朝鮮半島(百済や高句麗)と如何に巧みに外交を展開していたかが、良く分かりました。今まさに、北朝鮮の台頭が日・中・韓の関係を複雑にしていますが、5世紀の高句麗の強大化が東アジアの混乱の要因であったことを見ると、東アジアの国際情勢は5世紀も21世紀も変わっていないことを実感しました。

参考資料:南北朝時代(5世紀)の地図

以 上(植松基員)

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