吟亮会(詩吟)

このたび、新たな同好会として、詩吟同好会「吟亮会(ぎんりょうかい)」を設立いたしました。

詩吟(Japanese poem chanting)とは、漢詩や和歌などの古典詩を、独特の節回しで力強く朗詠する日本の伝統芸能です。その歴史は江戸時代にさかのぼり、精神修養や表現の道として親しまれてきました。

吟ずる言葉は、日本人の心や自然観、人生観が凝縮された美しい詩。その言葉を声に乗せることで、自身の内面と向き合い、時に深い感動を得ることができます。

また、詩吟はただの趣味にとどまらず、

  • 大きな声で詠うことで呼吸が深まり、健康に良い
  • 詩を覚え、意味を味わうことで脳が活性化される
  • 情緒に響く詩を口にすることで心が整う

と、身体にも頭にも心にも良い、まさに“三徳”のある活動です。
ぜひ一緒に、声を磨き、心を響かせる時間を過ごしてみませんか?

詩吟に触れることで、思いがけない発見と感動があなたを待っています。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

初めての方でも大丈夫です。世話役の福井美行さん(1526)が丁寧にサポートしながら、楽しく稽古を進めていきます。

活動予定:月1回程度の定例稽古ほか、鑑賞会なども検討中です。

参加申込・お問合せ:
 世話役:福井 美行 fukui@foom.tokyo
 事務局:小林 慎一郎 skobayashi@directforce.org


福井美行さんは広告や漫画関連のお仕事の傍ら、家業が詩吟で、吟亮流という創立95周年の流派の三代宗家です。 詩吟界の芸名は「鈴木吟亮」です。

今年の11月11日(火)に日本武道館で詩吟の大会があります。主催は公益財団日本吟剣詩舞振興会(日本財団傘下)です。 鈴木吟亮さんはこの団体の理事です。

この武道館大会では、全国の流派が合吟(合唱のようなもの、25人で詠います)を披露します。吟亮流は2曲やりますので、50人で詠います。詠う題は乃木希典作の「金州城下の作」と「爾霊山」です。この詩は昭和32年に公開された映画「明治天皇と日露大戦争」という映画の中の挿入歌として初代鈴木吟亮が披露した詩吟です。