| 日 時 | 7月5日(日)15:00~17:00 |
| 演 題 | 神功皇后紀に現れる百済の鉄 |
| 講 師 | 上垣外憲一氏 東京大学学術博士、前大妻女子大学教授 |
| 場 所 | スタジオ751 + Zoom |
| 参 加 | 14名 + オンライン10名 |
7月5日(日)、東京大学博士、前大妻女子大学教授である上垣外憲一氏による第2回講演会が開催され、日曜日にもかかわらず、同好会メンバーのみならず、会員全員にご案内した結果、メンバー外の多数の参加もあり、総計24名の活気のある講義となりました。
先生のご専門が日韓交流史であることから、「謎の四世紀」の倭国の権力構造を、朝鮮半島との交流の観点から説き起こすというアプローチですが、その中心にあったのが、「鉄」でした。「鉄」を求めて北から高句麗が、東から新羅が、西から百済が、そして南から海を渡って倭国がそれぞれ凌ぎを削る外交と戦争があり、その観点で記紀を読むと、また新しいヤマト王権の構図が見えてきます。
謎とされている神功皇后や仲哀天皇、そして皇室の原点とされている応神天皇に連なる一連の出来事を記紀だけで考えるのではなく、朝鮮半島の歴史と読みわせて考えることの重要性を学びました。
講演会後の懇親会には多くの会員が参加し、活発な意見交換がなされ、次回の講演会を期待する声が多く寄せられました。

以上(植松基員)