本年同好会に入会した武田智津子さんによる蕎麦打ち9カ月の感想文です。美味しい蕎麦を打って食べるためには蕎麦の切り方そして茹で方も重要であり、苦労された後今回は美味しい蕎麦が打てた喜びが感じられます。(世話役 市古 紘一)
11月28日(金)今回は2名の新会員をお迎えし、総勢10名で「玄庵」の前田先生の指導のもと蕎麦を打ちました。今回はベテラン会員と経験の浅い会員の数が等しくなり、自ずと近くのベテラン会員から丁寧なマンツーマン指導を受ける事ができました。
一通り蕎麦打ちが終わって、新会員の方から前田先生に蕎麦の切り方について質問がでていました。
それを聞いて、私も今年の3月に初めて蕎麦を打った時の事を思い出しました。3月初めての蕎麦打ちは蕎麦を打つ以上に切るのが難しかったのを覚えています。
そして前田先生の補助を受けてなんとか切る事ができました。

そして忘れ得ぬのは5月の2回目の蕎麦打ちです。大崎さんがUPしているYouTubeを何度も見て切り方のコツをなんとか習得して蕎麦打ちに臨み、前回と比べ切るのも早くなり、切る幅も細目で、大幅に上達したと内心喜んでおりました。家に帰り早速茹で始め、今回は前より美味しいに違いないと楽しみにしながら麺を引き上げると、えつ!
思っていたより倍以上の幅広の麺が姿を表しました。なぜ?いろいろ考えて、蕎麦生地が厚かったのだと言う結論になりました。さらに一度に2人前入れた為、ぶつぶつと短く切れた麺がいくつもありました。絶望的な気分になり、藁にもすがるような思いで、氷水で締めてみました。入れた途端、一瞬で一回り小さくなり、氷水の力を目の当たりにしました。基本が大事、丁寧さが大事と言う事を痛感した2回目でした。
3回目の7月は、前田先生が打った生地を触らせていただき、厚さの確認の仕方を教わりました。3回目は打った日に全て食べることができず、当日に2人前。美味しくいただきました。翌日に2人前。まずまず。3日目に1人前。もはやそばではない、と経日変化を経験しました。


話は戻って、今回は昼食会でもベテラン会員の方々のご指導を受けました。家庭では火力が弱いので、1人前ずつ茹でること、火加減の調整の仕方、沸騰後40秒で引き上げること、そばの返しについて、等々皆さん熱く語られました。
私もその熱気に刺激され、新たな試みをしました。
蕎麦は多めの湯で茹でた方が良いと言うので、今回は口径が狭く、深さのある寸胴鍋を使ってみました。
対流に乗り、麺がダイナミックに上下する様を見て、こんなに鍋で違うのか、やはり麺には寸胴だと感じました。
家族に振舞うと今までで一番おいしいと言われ、大変気を良くしております。

毎回毎回違う経験をしたり、新しい発見をしたりして、少しずつ前進している事を励みにこれからも蕎麦打ちをしていきたいと思います。
以 上(武田智津子)