「生成AI活用工房」の活動では、AI技術を利用した創造的な取り組みが多数実施されました。この工房は、最新の生成AIを活用し、参加者の発想力を最大限に引き出すことを目的としています。毎月行われるこの活動は、初心者から専門家まで幅広い層が参加できる形で設計されており、技術革新と創造性を結びつける重要なプラットフォームとなっています。

日 時 | 2025年6月3日(火) 10:00~12:00 |
場 所 | DF事務所 スタジオ751 と Zoom |
参 加 | リ ア ル 石澤さん 大崎さん 木口さん 小林慎一郎さん 保坂さん 望月さん 矢島さん 柳澤さん 横山英樹さん 森川 オンライン 小西明子さん 木村薫さん 新庄さん 髙橋宜治さん 瀧田さん 資料提出 山崎宏さん |
目 的 | どのようなプロンプトが、効果的かの理解 複数の生成AIの特徴と複数の生成AI活用の利点の理解 要約の依頼方法の理解 例えば、範囲のコピー&ペースト、読者の知識水準による要約内容比較、 要約の文字数指定による比較など。 |
習 得 | 街歩きの企画書は、AIによりシンプルな工程表から、余計なお世話的な詳細まで、各種生成できた。 ・DFのURLや、参加メンバーの詳細を伝えるなど具体的詳細な情報を付加する事により生成される企画に大きな差が出ることを実感した。まずは、生成AIを使い続け肌感覚で期待する出力を導くことの出来るプロンプト技能の重要性を認識した。 難解な書類の要約は、各AIとも一通りできるが、AIによりかなりニュアンスに差がある 出力形式のプロンプトで様々な形態の要約を入手できる ・読者の知的水準(専門家か一般人か、中学生レベルか等に対応)、『ですます調』か『である調』か、表示形式(箇条書き、表形式等)、文字数(何文字以内)等の指定で生成される要約が異なる 期待する出力を得るためには複数回AIとやり取りをする必要がある やはり最終判断は人間である |
運営管理者の工夫 事前準備 Google Form で出欠表作成し、Gemini で Google Apps Script で自動返信メールプログラム作成。(プロンプト紹介)
参加者の準備
同じ意識で参加するために、事前に与えられた課題を発表
今回の課題 事前に送付されたメール
『当工房の目的は、工房の名称のごとく『活用』に力点を置いています。
つきましては、下記2つに関して事前に自ら、ChatGPT, Gemini, Claudeの3つのAIを操作して理解を深めていただくための課題を作成いたしました。
- 企画書の作成
- 難解文書の要約
課題1 企画書の作成
DFのハーモニープロジェクトでは、『江戸東京街なか散策』という行事を過去数回実施してきています。
DF会員及びご家族が参加午後のひと時を過ごします。今回は、『門前仲町から新木場』を取りあげ、会員向け案内状を作成します。
狙い
どのようなプロンプトが、効果的か。複数の生成AIの特徴と複数の生成AI活用の利点の理解
課題2 難解文書の要約
『令和7年度 TOKYO地域資源等を活用した イノベーション創出事業』の募集要項の『申請要件』を要約。上記をClickすればPDFファイルが表示されます。
狙い
要約の依頼方法。例えば、範囲のコピー&ペースト、読者の知識水準による要約内容比較、要約の文字数指定による比較など。
よろしくお願いいたします。』
会議内容
- 各自の課題の成果発表
入力プロンプトの紹介と出力結果説明- 入力プロンプトへの工夫
- 読者層の指定(専門家対象、一般人対象、高校生に分かるように)
- プロンプトをAIに整理させる
- 出力結果の加工
- GAMMAの活用
- 企画に合わせた生成画像
- ChatGPT, Gemini, Claudeと Microsoft Copilot の使用の感想
- 入力プロンプトへの工夫
- 新しいツールの紹介
- 複数生成AIの同時表示ツール
- Google Chrome の拡張機能、ChatHubと天秤AI
- Googleが提供するAIを活用した情報整理ツール
- “notebookLM” 実演 マインドマップ、音声要約(日本語、韓国語)
- 複数生成AIの同時表示ツール
企画書から生成された挿絵



新しいツールのご紹介
Google Chromeの拡張機能 ChatHUB

天秤AI

notebookLM 実演
木口さん作成の『矢掛町の町おこしと変遷 46ページ』をnotebookLMに入力し、音声概要を生成しました。是非お聴きください。驚きます。

次回開催予定
次回 7月1日(火) 13:00~15:00
- 企画書を基に、マインドマップ、ガントチャート作成など
- プレゼンテーション作成用生成AIの実習
課題は別途当工房同士へ配信
以 上(森川紀一)