
5月2日に古代史研究同好会の設立総会が開催され、会員数16名で活動が開始しました。この同好会は、知楽会で「ヤマト王権はどこから来たか?」というテーマで講演された植松氏が発起人となり、同好会として設立されたものです。総会では同好会の進め方等について意見交換され、会員が自分の興味分野について講演を行い、それを会員間でウンチクを傾けるという定例会や、フィールドトリップと称した古墳ツアー、遺跡巡りなどの企画も披露されました。
この同好会でいう古代は、縄文時代から奈良時代までの長い期間で、特にテーマは定めていません。日本人はどこから来たか?というテーマでも、国家形成に至る天皇家と豪族の勢力図というテーマでも、邪馬台国論争でも何でも結構です。古代史は限られた文献と遺跡発掘から、様々な推理を働かせて我々の先祖を探る楽しい作業ですし、真犯人が絶対に分からない推理小説のようなものです。ツアーだけ参加というフリー会員も歓迎ですので、皆さまお気軽に事務局までご連絡下さい。

以上(植松基員)