2025年4月28日(月)12:45から、DFスタジオ751とZoomでのHybrid方式で、首記『生成AI活用工房』第1回会合が開催されました。
参加者
スタジオ751
大崎晃久さん、木口利男さん、小林慎一郎さん、得丸英司さん、保坂洋さん、横山英樹さん、森川紀一
Zoom
岩佐俊明さん、新庄正彦さん、瀧田正勝さん、西村美奈子さん、望月晃さん
活動内容
事前に配布した、Google AI studio とChatGPTに関するYoutube動画視聴済の知識との前提で
森川紀一より、プロンプトに関する説明
- 漠然とした質問と、具体的かつ明確な質問に対する、出力の違いを実演
- より良い回答を得るためのヒント。下記5点を具体的事例で実演
①役割 ②背景情報 ③順序 ④読者の知識水準 ⑤多角的視点 - 求める回答が得られない場合の対応方法-試行錯誤
- 生成AI活用の為の必要知識
- プロンプトエンジニアリング(具体的事例紹介)
- 批判的思考
- AIの限界の理解
など
- 生成AIによるビジネスレター作成演習(上記1から4の知識を活用したプロンプトを作成)
横山英樹さんによる、写真からの画像生成の実演
具体的操作と入力プロンプトの説明
森川紀一の写真を読込ませ『AI研究者風に作成』と指示。また『AIを育てる画像生成』と指示。
唯日本語の文字化けが発生したので人手で修正。

初心者AI実践体験記 保坂 洋
第1回生成AI活用工房に出席するに当たり、森川世話役の資料にあったGoogle AI StudioからGemini 2.5 Pro Preview 03 – 25を実際に使ってみました。テーマは、10日後に予定している「木曽・伊那ドライブ旅行」とし、立ち寄るべき名所、旧跡をAIに尋ねてみました。
15秒ほどで回答が記されましたが、読んでビックリ。私が時間を掛けてネットと書籍で調べて立てた計画にある「見所」は全て含んでいます。これだけでも驚きですが、さらに私が気付かなかった名所まで載っているではありませんか。観光情報はネットに沢山掲載されていますので、AIはそれらを見逃すことなく、提案してくれたのだと思います。
もっと驚いたのが、私のインプットミスを指摘した上で、修正して提案してくれたことです。間違って「吾妻宿」(吾妻という地名は木曽に実存します)と記したのですが、AIは「吾妻宿という場所はありません。妻籠宿のことかと思われますので、以下では妻籠宿として案内させていただきますね」と記されていたのです。AIに脱帽です。
そして、親切な観光案内担当者が書いたような嬉しい文章が加わっていました。「新緑と歴史的な街並み、そして絶景を楽しめる最高のコースだと思います」「山間部は日中の寒暖差が大きいことがあります。調整しやすい服装が良いでしょう」「この情報がドライブ旅行の参考になれば幸いです。どうぞ安全運転で、素晴らしい旅を楽しんできてください!」
すっかりAIのファンになりました。
自由討論
生成AIによる議事録をご参照ください
次回会合 6月3日(火) 10:00開始 Hybrid DF751スタジオとZoom
テーマ AIエージェントとDeep Research
生成AIによる議事録 (Zoom AI Companion)
要点
この会議では、ChatGPTや画像生成AIなどの生成AI技術の活用方法と課題について議論が行われました。参加者たちは、プロンプトエンジニアリングやAIを用いたイラスト作成、AIアシスタントの進化などについて経験を共有し、意見を交換しました。また、AIの急速な進化に感銘を受けた参加者たちは、様々な分野での応用可能性や将来の展望について話し合いました。
次のステップ
全員: チャットGPTの使い方を練習し、具体的で明確なプロンプトの作成方法を学ぶ。
チャットGPT 4.0の使用について、必要性を確認し、適切なバージョンを選択する。
全員: 健康志向や特定のニュースなど、具体的なテーマでチャットGPTを試用し、結果を比較検討する。
森川紀一さん: プロンプトエンジニアリングの基本原則(役割を与える、背景を説明する、ステップバイステップで指示する)を実践する。
全員: 異なるAIモデル(ChatGPT、Claude、Gemini)を比較して、それぞれの特徴や長所を理解する。
横山英樹さん: 画像生成AIの使用方法と制限について、チームに詳細な説明を提供する。
全員: AIを使用する際の倫理的配慮と著作権の問題について議論する。
全員: Google AI Studio、ChatGPT、Geminiなど、複数のAIツールを試用し、それぞれの特徴や使い分けについて意見を共有する。
全員: 次回のAI活用工房の会議(6月3日火曜日10時)に参加する
要約
参加者の意見等
横山英樹さん: AIエージェント、Deep Researchについての話題を次回の会議で取り上げたい
全員: AIの使い方や経験を共有し、BF会員にフィードバックする
瀧田正勝さん: 仏像彫刻のためのAI活用方法を研究したい
新庄正彦さん: AIエージェントの活用方法について探求したい
西村奈美子さん: AIを秘書から相棒として活用する方法を学ぶ
全員: Perplexity、Newspark、Fellowなどの検索AIツールを試してみる
技術的な問題と今後の方向性
森川紀一さんが世話人を務める会議では、ChatGPTの使用や画像生成に関する課題が議論されています。参加者は技術的な問題に直面しており、特にZoomの設定やHDMI接続について話し合っています。会議の後半では、横山英樹さんがAIの実用化について言及し、オーディションや初期段階の実装について提案しています。会議全体を通して、参加者間で技術的な問題解決と今後の方向性について意見交換が行われています。
プロンプトエンジニアリングの重要性
森川紀一さんは生成AIの使用方法、特にプロンプトエンジニアリングの重要性について説明している。具体的で明確なプロンプトを使用することの利点を示し、ChatGPTを例に挙げて、より詳細な情報を得るために会話を重ねることの重要性を強調している。また、プロンプトの例として、ニュースや食事の提案など様々な事例を紹介し、参加者に実践的な理解を促している。
AI画像生成ツール
横山英樹さんは、AI画像生成ツールを使用して様々な人物のイラストを作成し、その過程と結果を共有している。彼は、自身や同僚、知人の写真を使ってAIが生成したイラストを紹介し、プロンプトの入力方法や画像の保存方法についても説明している。また、AIビジネスの発展と将来を表現するイラストの作成過程も共有され、参加者はこの新しい技術の可能性に興味を示している。
AIアシスタントの発展について
横山英樹さんは、AIアシスタントの進化について議論し、特にチャットGPTとAIエージェントの違いに焦点を当てている。AIエージェントは自律的に動作し、情報収集や計画立案を行うことができ、ユーザーの仕事スタイルに合わせてカスタマイズできる可能性があると説明している。また、Deep Research機能を使用した経験を共有し、AIの急速な進化により、将来的にはより高度な個人用アシスタントとして機能する可能性があると述べている。
AI活用の新しい可能性
この会議では、AIの活用方法や経験について議論が行われた。望月晃さんは俳句の英訳実験について共有し、瀧田正勝さんは仏像彫刻への応用可能性を探っている。新庄正彦さんはAIの効率的な使用方法と言語能力の重要性を強調し、西村美奈子さんはChatGPTの日常的な使用経験を共有した。参加者たちはAIの進化の速さに感銘を受け、今後の活用方法や可能性について意見を交換した。
以 上(森川紀一)