3月蕎麦道場を玄庵にて開催

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3月21日、京成立石の蕎麦道場「玄庵」に9名が集まり、蕎麦打ちを行いました。前田先生の丁寧な
指導のもと、皆さん要領よく蕎麦を打ちあげることができました。終了後の昼食会においても蕎麦談義が賑やかに続きました。

以下、2月に入会した武田智津子会員が、人生初の蕎麦打ちをした感想文です。当日の苦戦した様子から、持ち帰った蕎麦がコシがあり美味しかったと褒められことなど、書かれています。

人生初の蕎麦打ちをした感想を思いつくまま書かせていただきます。
先ず「虎の巻」を開くと加える水の量の正確さにびっくり。そして書いてある、粉と水を混ぜる手の動きの繊細さにも驚きました。これはこころして取り掛からねばと思い、YouTubeを見ながら手の動きを真似るエアー蕎麦打ちを何回かしてイメージトレーニング。

当日は前田先生の丁寧な説明のお陰もあり、なんとか進んでいきました。が、角出しの時、理想の45cmより幅が随分大きくなってしまいました。回って来た先生に「横を縮める事はできないから縦が短めになるけど、目標のところまで伸ばしてください。」といわれました。なるほど蕎麦生地は一度伸ばすと縮める事ができないから、少しずつ少しずつ丁寧に伸ばしていく事が大切だと知りました。

そう言えば子供の頃、近くのお蕎麦屋さんの店先の一角にショーウィンドウの様な所があって、そこで職人さんが蕎麦を打っているのを見ることができました。麺棒を何回も縦に横に置いて生地を伸ばしていました。生地が伸びてからも何回も繰り返すので、一体何回やるのだろうと思っていましたが、その訳が少しわかった様な気がします。

さて後は切るだけと思っていたらここで苦戦、苦戦、大苦戦。包丁の柄より後ろまで刃のある蕎麦切り包丁の扱いが難しい。途中先生が包丁の背を持って包丁の傾け方、板への沿わせ方、引き方のリズムを教えてくださいましたが、修得出来ぬまま終わってしまいました。

それでもなんとか太めの田舎蕎麦が出来て家族に供する事ができました。味はコシがあって美味しいと言われました。打ちたての蕎麦は風味があって美味しいですね。YouTubeを見てエアー蕎麦切りで練習して、次回の蕎麦打ちはもう少し上手に切れるようになりたいと思います。(武田智津子)
                                    

以上(世話役 市古紘一)

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