粋山会12月度定例登山
越上山(おがみやま)(566m)

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日 時2024年12月9日(月)
参加者(敬称略)蒲生、柳瀬、戸田、古屋、眞弓、築地、成田、立石(計8名)

2024年12月の定例登山は、越上山(おがみやま)としました。この山行計画は、もともとは故岡田克己様が2024年5月の定例登山として計画したものです。この計画を作られた後に実施することなく岡田克己様が亡くなられましたので、そのままとなっていました。

12月の定例登山を計画するにあたり、岡田様を偲ぶためにも良いのではないかと考えその計画をそのまま踏襲して実施したものです。岡田様が山行を計画するにあたり常日頃考えていたところは、「私たちは、もう若くはない。低い山で、多くの人が参加できる山行が良いのではないか。」です。

私(立石)も大賛成で、この山行もまさにその通りの山行で累積標高差が400mに満たない比較的楽な山行です。但し、低山とはいえ、登山者の少ない山道は多くの危険があり要注意です。

振り返って見れば、2024年は粋山会の定例登山にとっては恵まれない年でした。その大きな理由は、悪天候による山行の中止が多かったことにあります。この12月の定例登山は、7月の定例登山(飯縄山・黒姫山)以来の5ヵ月ぶりの定例登山となります。そのこともあって、今回は8名と多くの方の参加となりました。

朝9:00西武秩父線吾野駅に私共8名が集まりました。絶好の登山日和で、寒さを覚悟していましたが心地よい冷気でした。ここから顔振峠(かあぶりとうげ)に向かいます。この峠に向かう道は、林道とか緩斜面の山道とかで心地よいハイキングコースです。参加の皆様は、久しぶりに会った仲間であり久しぶりの山行であったこともあり、この山行の間、会話が途絶えなかったことが印象的です。良く話をされ笑いが途絶えませんでした。

この顔振峠は、源義経が関東から奥州へ落ちて行くときに思いをはせて振り返った場所と言われています。顔振峠着10:30。峠からの遠望は、富士山が見え丹沢山系・奥多摩の山々が見渡せます。素晴らしい遠望でした。

顔振峠で小休止の後は、越上山(おがみやま)に向かいます。越上山山頂に向かう山道は、一転して岩のゴロゴロした険しい山道です。かなり慎重に歩かなければならないところもあり、結構時間がかかりました。越上山山頂着11:20。この後、一本杉峠にて昼食。黒山バス停着13:10で、今回の山行はここで終了です。

久しぶりの山行であったこともあり、大いに盛り上がりよく飲みました。懇親会が終わった時には紹興酒のボトルがいくつかテーブルに転がっていましたが、翌日は全く二日酔いがなかったのが不思議でした。このあたりは、故岡田克己様のご配慮があったのではと考えています。岡田様のご配慮に感謝!

以 上(立石裕夫)

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