越前料理と蕎麦の忘年会 12月13日

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12月13日(金)14名が丸ビル6階にある「九頭龍蕎麦丸ビル店」に集まりました。東京駅赤レンガのイルミネーションが真下に見える立地に昨年オープンしたばかりの越前蕎麦の店です。

福井の豊富な食材をベースにした越前料理のスタートです。小鯛の笹漬 焼き鯖寿司 へしこ、越前汐雲丹等の前菜五種盛りから始まり、季の造り二種、永平寺胡麻豆腐、焼物、珍味三点盛、揚げ物と続き、地酒も進みます。

しばらく箸を休め、当店運営会社の原崎代表の話を伺いました。原崎社長は九頭竜川の流れる福井県勝山市の出身で、郷土料理「越前おろし蕎麦」の名店「九頭龍蕎麦本店」を神楽坂に開店し、以降各地に展開しております。「越前おろし蕎麦」はやや黒目の越前蕎麦に大根おろしを乗せ、出汁をかけて食べます。その蕎麦は福井在来と言われ、他の品種が全く混ざっていない品種で味も香りも強い蕎麦とのことです。全国でも在来種は限られており、福井在来は最大の生産量だそうです。

香りの高い越前蕎麦の新そばをたっぷりの大根おろしと共に出汁で食べました。おろしはそれほど辛くはありませんが、〆にはふさわしい「越前おろし蕎麦」でした。料理、蕎麦と満喫することができましたが、もう少し蕎麦をと言うのが皆さんの感想でした。楽しい一年の締めくくりとなりました。

本年は猛暑の8月開催を取りやめたため蕎麦道場は5回となりましたが、蕎麦巡りは「本むら庵」、「おさめ」、「さらしなの里」、「紫仙庵」、「あさだ」、「九頭龍蕎麦」と、特色のある店に6回行くことができました。2025年は1月24日(金)玄庵での初打ちがスタートになります。

以 上(市古紘一)

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