創業江戸安政元年の老舗の人気はさすがでびっくり、店の前には人20の行列ができていました。当店には17年前の2007年10月以来、2013年12月、2018年8月とほぼ6年に1回来ていることになります。2007年当店の2階は座敷で、たたみに座り十四代の一升瓶を置いて飲んだ記憶があります。今回は日程を変更したことにより10名とやや寂しい蕎麦巡りとなりましたが、ゲスト2名も含め皆さん元気に乾杯からスタートしました。
料理は小林さん撮影の写真をご覧ください。ご主人が旬の素材から心を込めて作ってくれた蕎麦懐石「桜」です。前菜の逸品5種、松茸そば、刺身、揚げそばがき、朝〆穴子塩焼、天ぷら、十割せいろ蕎麦、そして茶そばプリン。蕎麦はキタワセ種を茨城で収穫した新そばでした。
蕎麦の味を十分に楽しめるように、やや控え目の蕎麦前はやはり老舗の味です。皆さん楽しい会話とともに満喫することができ、楽しい蕎麦巡りとなりました。
以上(市古紘一)