9月27日台風の影響で雨模様の中、11人が玄庵に集合し三カ月ぶりの蕎麦道場です。田中先生の教えはいつも通り、素早い水回し、練り、のしです。模範打ちのあと各自打ち台に戻り、そば打ちのスタート開始しました。
通常そば粉は常陸秋そばを使用していましたが、今回は新そばを打ちたいと言うことで北海道の夏新そば「キタミツキ」を使用しました。そばの収穫は年1回11月が多いのですが、場所によっては年2回の品種もあり、「キタミツキ」は8月収穫の夏新そばを打つことができます。国産そば生産額の40%を占める北海道産の主流は「キタワセ」でしたが、品種改良を重ねた後継品種が「キタミツキ」です。収量性と品質が高く、ルチンも多いことから高い評価を受けている品種です。



三カ月のブランクも物ともせず、皆さん先生の教えを守りながら手際よく一時間弱で蕎麦を打ちあげました。そのあとは2階の店におりてビールで乾杯、プロの打った蕎麦を味わいました。腰のある蕎麦はやはり別格です。我々の打った蕎麦は、各々今夜の夕食になったでしょう。ご家族の評価はいかがでしたか。

帰りに京成立石駅に向かいました。立石駅の北側は区庁舎や高層マンションの建設など大規模再開発事業が開始されています。南側も含め下町の飲み屋街とし愛されてきた「立石」は大きく変わろうとしています。
以上(市古紘一)