歴史研究同好会 第17回開催

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歴史研究会は2021年5月に創設、現在会員は15名と順調に拡大しています。コロナ禍の期間は会員の方々にご自身の歴史に関する興味を語って頂き、それを肴に気さくなWEB談話をしてまいりましたが、最近はリアルなフィールド・ワーク活動を拡大しています。

第17回は、新たに加入された鈴木謙一会員(568)、山名修一会員(1174)、松山信洋(1485)のお三方に話題を提供して頂きました。鈴木さんからは、「映画と歴史」と題して、ご自身が観賞した終戦前夜を描いた「日本の一番長い日」、戦後憲法の制定に係る逸話を描いた「日本独立」、そして原爆の父と言われた科学者を描いた「オッペンハイマー」などを紹介され、人類が歴史から学ぶことの大切さを話されました。山名さんからは、「大きな反響があった国際的な文献を読んで」と題し、言語学・考古学・遺伝学からなる「三角測量」手法を駆使しながら、東アジアと日本列島に居住した人類のルーツを辿るという、最近の学会の新しい潮流のお話を披露されました。松山さんからは、「南洲残影」と題し、西郷隆盛や彼を取り巻く当時の人間模様を、ご自身の解釈や思いを交えてお話になりました。

終了後は、DF近くの中華料理店で楽しく懇談をしました。歴史研究同好会は、特定の時代やテーマを対象にするのではなく、会員が興味を持った歴史に係る話題を何でも持ち寄り、楽しく談話することを目的に活動しています。皆さまも、歴史にご興味があれば、是非当会にご参加下さい。

以 上(歴史研究同好会 小谷雅博)

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