日 時 | 2024年7月3日 12:00~16:00 |
ホスト | (柏支部)宮崎泰雄、嘉屋正道、藤村俊夫、大崎晃久、荻野好正 |
ゲスト | (鎌倉支部)平井隆一、菅原信夫 |
趣旨
DF地域デザイン研究会の研究活動の一つとして、支部の実地交流を通して、各地の都市としての違いや開発の歴史などを体感し、支部の活動に活かすとともに、DF支部間の交流を進めることがデザイン研究会の月例会で提唱され、その実現第1号として、柏支部と鎌倉支部の交流会を実施した。
交流内容
(1) 柏市概観レクチャー
「柏市での市街地再開発事業の歴史と将来」
場所:パレット柏
プレゼンター:石戸公認会計士事務所 石戸喜二氏
柏駅東口、西口、西口北、における開発事業の歴史を見るとともに、
現在検討中の東口未来ビジョンについて説明。
市税の安定収入財源として固定資産税は重要との発言。
(2)NPO法人ビレッジサポート
(以下VS)の活動について
場所:柏ビレッジ
プレゼンター:ビレッジサポート理事 深澤正泰氏
高齢化が進む柏ビレッジ住民の生活を互助の精神でサポートする目的で2012年に設立されたVSの活動を紹介し、問題点と今後の展望について説明
(3)コミュニティールーム「はなみずき」
場所:柏ビレッジ
昼食をとりながら、カフェの雰囲気とボランティアの活動を見る。
ビレッジサポート(VS)の設立理念と沿革、組織、現在の活動内容と将来の姿について説明
(4)UDCK(アーバンデザインセンター)について
場所:柏の葉キャンパス駅近隣
プレゼンター:UDCKディレクター阿藤秀夫氏
UDCKを中心に開発が進む柏の葉地区の「国際キャンパスタウン構想」の過去、現状、未来に関する説明
(5)総括会
場所:柏の葉駅近くのタリーズコーヒー店舗
本日のまとめと今後の展開についての意思統一
感想
鎌倉支部 平井隆一会員
本日は柏支部の皆さま、お忙しい中私たちを懇切丁寧にお取り扱いくださり、心より感謝申し上げます。 また、柏市と三井不動産と東大の産官学が一体となって基本計画から建設整備まで、未来を先取りした素晴らしい構想の下、着々と進めておられるご様子、推進者の凄いパワーであり、それを実行する皆さんのエネルギーを感じました。
次回は鎌倉地区に是非おいでくださり、市民の高齢化、財政難や空き家の問題等につき共有させて頂き、それに美味しい鎌倉の味を賞味いただくべく、菅原さんとともに計画したいと思います。その節には、他の鎌倉支部メンバーも顔を揃えてお待ちしたいと考えます。
本日は大変貴重な経験と勉強をさせて頂きました。皆さまのご親切に厚く御礼申し上げます。
柏支部 宮崎泰雄会員
当方は、柏在住40年ですが(ほぼ寝るだけですが)、今回、柏市の市街地再開発の話は、全体を初めて知ることが出来ました。柏市は、今、まがり角的との石戸先生のコメントは印象的でした。
又、柏の葉キャンパス地区の「まちづくり」については、藤村さんの御尽力を頂き、UDCKにて、ご説明をいただき、その中で、開発前と現在の写真をみせられて、ほぼ無からの大きな近代的な街への大きな発展を知ることが出来ました。
結論としては、鎌倉支部の方に柏の紹介のつもりが、当方にも極めて勉強になったことでした。柏支部は、「地域を知ろうという活動」をおこなっており、それにも役だったと思います。
次は、今度は、鎌倉に行くことを楽しみにしています。
以 上(菅原信夫)