12月9日(土)DF会議室にてハイブリッド開催(10時~12時)参加者14名。今回のテーマは「徳川家康と信仰心」でした。藤村峯一会員から発表用のPDF「家康の旗印・欣求浄土(宗教感)と天下泰平」に従って約30分間ほど報告がなされた。今年の5月の御自身の病気・入院の体験から始まり、「井沢元彦の逆説チャネル」等を援用して、第3期からの研究会のコンセプトである「渋沢栄一から始める研究会」の実現に向けて発表がなされた。
家康の文治政策の解説。さらには日本の近代化を背負った明治時代の日本人に対する応援歌とも言うべき「夏目漱石の個人主義」の紹介へと進みました。最後のスライドでは混迷する現代世相に対して、20世紀の社会心理学者エーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」の援用で藤村さんの主張を締めくくりました。

DF藤村さん、家康と宗教編集版
DF藤村さん、渋沢栄一と徳川家康
新しい試みとして「報告者並びに研究会座長」による編集版事前配布レジメに対する、意見交換用の資料を配布することを行いました。サンプリングも兼ねてPDF「夏目漱石にみる則天去私」を配布しました。
DF渋沢栄一研究会「夏目漱石にみる則天去私」
これは「渋沢栄一から始める研究会」を目指して、深く掘り下げて研究会を盛り上げていく試みです。
このトピックスをご覧のDFメンバー等(他)で、このスタイルに興味を持たれた方々の新たな参加をお待ちしております。
以上(渋沢栄一研究会座長 濱名 均)