埼玉県立「歴史と民俗の博物館」

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歴史研究会は2021年5月に創設、現在会員は12名に。コロナ禍の期間は会員の方々にご自身の歴史に関する興味を語って頂き、それを肴に気さくなWEB談話をしてまいりましたが、最近は徐々にリアルなフィールド・ワーク活動を拡大しています。今回は大宮にある埼玉県立「歴史と民俗の博物館」の見学会となりました。

第14回 2023.12.06

第14回は、歴史研究会3回目のフィールド・ワークとなる、「埼玉県立歴史と民俗の博物館―縄文コードをひもとく」を見る会を実施いたしました。会員の紹介で、同博物館の元館長藤野龍宏さん自らが、展示物を解説して頂くという特別な機会となりました。大きな博物館ではありませんが、埼玉エリアを中心に、旧石器時代から昭和まで展示室を一つ一つ分けながら人々の生活を紹介しており、とても分かり易く工夫されていて面白かったと思います。建物も高名な前川國男氏が設計したレンガ作りの由緒あるもので、こちらも見ものです。

是非皆さまもご家族で一度見学されることをお勧めします。埼玉県内で発掘された縄文式土器が、時代を追って展示されていて、その変遷が分かり興味深い。

なお、当日終了後例によって「感想会」と称し、付近の蕎麦屋さんで一献傾けながら、歴史談議を楽しみました。藤野氏にもご同席頂き、博物館の成り立ちなどに係る貴重なお話を頂きました。

博物館のロビーにて
右端が藤野元館長

以上(小谷 雅博)

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